痔を予防する上では、排便を正常に保つ食事や生活習慣が大切になります。
食物繊維が豊富な食品を多く取るなど、快便を維持できるように心掛けておきましょう。
日々の 生活習慣を改善することで、痔は予防することができます。
・便秘の予防のために朝食をしっかりとる
朝、食べたものが腸に刺激を与えて便意を促してくれます。
・水分をしっかりとる
水分が不足すると、便が硬くなりすぎて便秘がひどくなってしまいます。
・善玉の腸内細菌を増やしてあげる
ヨーグルトや乳酸飲料、芋類を多く摂りましょう。
・食物繊維を積極的にとる
ヨーグルト、バナナ、牛乳、野菜、くだもの、きのこ類、海藻類、コンニャク、イモ類、豆類などを積極的にとりましょう。
痔になりにくい体を作るためには、肛門に負担をかけないよい便を作ることが大切です。
水に溶けないスジっぽい不溶性食物繊維と、水に溶けるネバネバヌルヌルした水溶性食物繊維の両方を
バランスよくとることが大切です。
・できれば毎日入浴する
入浴には肛門を清潔にし、お尻を温める効果があります。
ただし、痔ろうの場合で化膿しているときは、温めるのは逆効果です。
・体の冷え
体の冷えは、血行を悪化させ、肛門のうっ血を招きやすくなります。
肛門のうっ血を防ぐには、お尻や腰を温めることが大切です。
・ストレスをためない
腸はストレスの影響をとても受けやすいです。
ストレスや疲労は全身の血行を悪くして、うっ血を起こしやすくしたり、
体の免疫を低下させるもとにもなります。
・長時間座りっぱなし
肛門がうっ血し、痔になりやすくなります。
立ち上がったり少し歩いたり、軽い体操をしたりして体を動かすように心がけましょう。
あぐらは、肛門への負担が大きいので注意しましょう。
・長時間立ちっぱなし
長時間の立ちっぱなしは、重力で血液が下に集まりやすく、お腹にに圧力がかかるので、
肛門がうっ血し、痔になりやすくなります。